映像配信プラットフォーム「FRESH!」にてチャンネルを開設する「TOKYO パラスポーツチャンネル」にて11月19日、「2017 日本ゴールボール選手権大会」が生中継された。「TOKYOパラスポーツ」チャンネルは様々な障害者スポーツ・パラスポーツを競技中継するチャンネル。昨年度に引き続き本年度もゴールボールの中継を実施した。東京・足立区総合スポーツセンターで行われた本大会は 実況に河内優美子アナと一般社団法人日本ゴールボール協会の近藤和夫、樫 尚史を迎えて、男子女子の決勝の模様が放送された。
ゴールボール競技とは、アイシェード(目隠し)を着用した1チーム3名のプレーヤー同士が、コート内で鈴入りボール(1.25kg)を転がすように投球し合って味方のゴールを防御しながら相手ゴールにボールを入れることにより得点し、一定時間内の得点の多少により勝敗を決するもの。選手はボールの位置を音等で把握する。
最初は女子決勝戦が行われ、対決カードはスフィダンテ対チーム附属。チーム附属の3連覇達成がかかった戦いとなった。試合は0-0が続く接戦となり、前半はどちらも点が入らず終了。後半が始まり、後半線中盤頃に、スフィダンテの澤田志保選手が先制点を入れ、1-0に。そこから攻防戦が続いたが、そのまま点は入らず試合終了。チーム附属は3連覇とならず、スフィダンテが初優勝を勝ち取った。
続いては男子決勝戦。対決カードはYMS2対Amaryllis。準決勝戦では、男女ともに三連覇を目指したチーム附属AにYMS2が勝利。去年度の準優勝Amaryllisと対戦することになり、去年の覇者が不在の決勝となった。前半冒頭からAmaryllisが得点を重ねていく。前半戦では、Amaryllisが5得点先取と勢いに乗る中、前半線終盤にYMS2が得点を入れ、1-5と前半試合が終了した。
ここで後半、前半戦最後に得点を入れたYMS2が後半勢いに乗るかと思いきや、そのままAmaryllisが押し切る形で、3-10で決着。Amaryllisが初優勝を獲得し、男女ともに初優勝のチームという結果となった。
◼2017 日本ゴールボール選手権大会
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